さて、このLGA1156世代は規格の過渡期にあたります。なので、まずそのあたりを書きたいと思います。LGA1156からLGA1155世代におきた大きな規格変更はSATAの速度です。SATAⅡ→SATAⅢに変更されて速度が 3Gb/s → 6Gb/sと倍になっています。この時代のSSDはまだ十分な信頼と容量がなかったので大部分がHDDを搭載していました。そのせいか、D5390のスペック表にはSATAの速度までは書かれていなかったので比較実験をやってみることにしました。
今回はちょっと話題になってたSP550 120G を入手してみた。このSSDはTLCなのに速度が出るというちょっと面白そうなSSDでして、実際試してみたかった。
990FX(SATAⅢ)
D5390(SATAⅡたぶん…)
いかがでしょう?速度があまり出ないAMDチップセットのマザーで十分な速度が出ています。そしてD5390だとかなり速度が落ちてます。まあ遅くはなってますがHDDを使うよりは十分速いです。なのでSSDの性能が上限までいかせなくても換装する価値があります。
次にD5390の規格で注意する点ですが、それはPCIです。一応、PCI EXPRESS が使えるのですが、PCI Expressx1×1が上限になっているようです。Q57 Chipset は8レーンまで対応しているようなのですが、削られてるようです。ただ、形状は×16なので特殊なグラフィックボードは必要ありません。
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